今週のごあいさつ
金毘羅院、色々動きます
本日と来週の日曜日、金毘羅院にて永代供養の説明会を開催します。コロナのこともあり参加者を制限しての開催となりましたがすでに多くの予約をいただきました。
説明会を開催するたびに感じるのですが、将来のお墓のこと供養のことに不安を抱いている方がとても多いようです。今日参加いただいた方がおっしゃっていましたが、こういったことは普段の生活の中では縁がなさすぎて雲をつかむようなくらいわからない、ということでした。
確かにどこで聞いていいのかわからないでしょうし、個人的に聞きに行くとそこで決めないといけないんじゃないかと思ってなかなか足が向かない、ということもあると思います。
なるべく足を運びやすいように合同の説明会にして、また一番聞いておきたい金額の話も率直にお伝えするようにしていますので、ご供養のことでお悩みの方は来週の説明会にお越しください。
また、その他の行事もどんどん行う予定にしております。
まずは毎年春に行っている「四国八十八か所お砂踏み」ですが、今年はコロナウイルスの影響もあり長らく延期にしておりました。
それを来月、10月3日より25日まで開催することにいたしました。
ウイルス感染防止のため人数制限や検温・消毒といった対応をしながらとなりますが、なんとか開催できるよう準備を進めております。
そして11月の秋の大祭、こちらは例年通り11月3日に開催をいたします。
ただしこちらもウイルス感染防止のため、柴燈護摩・火渡りのみ参拝していただくようになります。またご祈祷・法要に関しては参拝なしの対応とさせていただきます。
なかなか完全に例年通りとはいきませんが、なるべくお参りしやすい形で案内させていただきます。
信徒の皆様には今月中に案内が届くと思います。寺からの案内がない方はこのホームページ上で情報を更新していきますのでそちらをご確認ください。
春と夏と、大祭が延期や中止、無参拝と色々な対応をとってきましたが、世間の状況も変わってきました。しっかりとした対応をしながらお寺も動いていこうと思います。
お砂踏みに関しては本当にお待たせしました。それでも年内に開催できることを嬉しく思います。どうぞお参りください。
先代院主の書いた染筆をもとに作成した金毘羅院の日めくりカレンダーの中にこんな言葉があります。
「信仰とは たおれんとする時の支えであり 立ち上がらんとする時の杖であり はい上がろうとする時のたのみの綱である」
今年はコロナウイルスの影響で、色々と大変なことが続いています。倒れそうになったり、倒れてしまったり、人によって様々だったと思います。そんな中で金毘羅院が皆様にとってこのような、支えであり、杖であり、たのみの綱となりえるお寺であるように、ちゃんと整えて、ちゃんと動いていこうと思います。
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。
合掌