金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

6月 行事予定

1日朔日祭

15日降誕会

18日先祖供養の日

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

息子と修行してきました

 近頃急に暑くなりました。少し前までは、それでも朝晩は涼しく感じていたのですが、最近は早朝から蒸し暑く、夜も寝苦しく、もうエアコンがないと暮らしづらくなってしまいました。

 ここからしばらく、9月の末ぐらいまでなのか、暑い日が続くと思うとなかなかしんどいですね。

 梅雨なのに雨も少なく、境内にお祀りしている水かけ不動尊の水も、これは山水を引いてきているのですが、段々水量が減ってきていて、このままだと真夏には水が切れてしまうんじゃないかと心配しています。

 今日から雨予報が続いているので、それなりに雨が降ることを期待しています。

 さて、これくらい暑くなる前に行っておこうと思い、6月の初めに長男と三徳山に登ってきました。

 私はこれまで三徳山に何度も登っていて、全国の山伏を集めて一緒に登ったりもしたこともあるのですが、今年小学4年生の長男は今回が初めてとなります。

 以前から修験道の根本道場のある、奈良の大峯山には息子を連れて修行に行きたいなと思っていたのですが、その前に地元で最も有名な修験のお山に登っておこうと、この度行ってまいりました。

 初めに長男に「三徳山に行こう」と誘ってみると、前に友達で上ったことがある子がいるらしく、なんのためらいもなく「いいよ」と言っていました。なんならわりと楽しみにしていて、雨が降って日程をずらした時には残念そうにしていました。

 普段は歩いて登校するのも面倒くさがる長男ですが、三徳山への入峰は前向きだったので安心しました。

 当日はお天気も良く、暑すぎず、ちょうどいいコンディションでした。三徳山に行ったことがある方はご存じだと思いますが、三徳山は普通の山と違い、歩いて上るというより、全身を使って這い上るような場所が多く、大人でも危険な山です。

 子どもが登るとなおさらで、岩場のくぼみに歩幅が合わなかったり、手掛かりに手が届かなかったりと、見ていて「大丈夫かな」と自分が登る以上にはらはらと心配をしていましたが、もともと長男は性格的に慎重なところがあるので、気を付けながら登ってくれて、時間をかけながらも歩を進めることができました。

 岩場、くさり場を超え、最後の崖をぐるっとまわったところでパッと視界が開け、見上げた場所に投げ入れ堂が現れたときには、びっくりしながらも、すごく嬉しそうな表情を長男がしていて、連れてきてよかったなと思いました。

 山の修行というのは特別なもので、上る前と後では思っている以上に自分の気持ちが変わるものです。登りきれたことへの自信もつきますが、それ以上に自分の無力さとか大したことなさが、いい意味で実感できるようになります。

 帰峰再生といって、山に入ることで一度死を体験し、山から下りて生まれ変わることが、山の修行での醍醐味だと言えます。

 今回長男も、三徳山に向かう車中で「これから三徳山!イエーイ!」と浮かれた動画を自撮りしていたのですが、山から下りたら、「あの動画は消しといてくれる。」と妙に神妙な感じで言ってきたので、彼なりに何かを感じ得たのかもしれません。もしそうであるならば、登った甲斐がありました。

 今回一つだけ残念だったのは、私がいつものように山中で法螺貝を吹いていたら、長男からすると恥ずかしかったようで、「それ、もういいから」と言われたことでした。あれは、わりと胸に刺さりました。

 三徳山は本当にいいお山なので、足腰と体力に自信のある方はぜひ行ってみてください。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。      合掌

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金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

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