金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

4月 行事予定

1日 朔日祭

18日先祖供養の日

20日春季大祭

20日~四国八十八か所お砂ふみ(5/6まで)

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

また寒くなりましたね

 ・早いもので3月も終わりで、来週からは新年度。入学や入社など新しい環境に入る人も多いと思います。

 ・私は長らく新しい環境に身を置くということをしていないのですが、思い出すのは大学1年生の春。入学もさることながら、その年から京都の醍醐寺に下宿をして学校に通うことになったので、初めて親元を離れて他の人との共同生活が始まりました。

 それが24年前の4月5日なのですが、初めての場所や人に緊張する間もなく、あの時は醍醐寺の桜が満開で、入った初日から観光客の飲んだお抹茶茶碗をひたすら洗う仕事をやっていました。

 見たことがないほど多くの桜が満開で、でもそれを奇麗だと思う余裕もないほど多くの観光客が次から次へと来ていて、慣れない坊主頭で着慣れない作務衣を着て、まだ誰とも親しくなくて、ひたすら建物の裏で抹茶茶碗を洗っている。

 自分で選んでこのお寺に来たけれど、本当にここでやっていけるのだろうかと、それなりに不安になったのを覚えています。

 それでも今思えば、あの時醍醐寺に行くことを選んで本当に良かったと心から思っていますが、春の、あの時のような気候が来ると、あの時の気持ちがよみがえることがあります。

 あの頃の自分に、もし何か一言いえるなら、「あんまり自分を大きく見せようとせず、素直にやりなさいよ。」と言ってあげたいです。

 初めての環境に入ると、どうしても早くこの場で自分のことを認めてもらおうとするあまり、余計な言動をしてしまうことが多々ありました。でもできないことやわからないことは、素直に認めて人に聞く。これを出来た方が、その場に早く馴染めるし気持ちも楽になるんですよね。知ったかぶりや出来るふりは、すぐにバレますし、なにより生意気です。

 これから新しい環境に入る人たちも、どうぞ素直に物事に臨んでみてください。

 ・話は変わって、先週は各地で山林火災が起きて、連日ニュースで状況が流されていました。岡山・愛媛両県とも私の知り合いのお寺さんが、火災が起きている地域にありまして、一時はお寺のすぐ近くまで火が迫っていたようでした。

 幸いお寺に燃え移ることはなく先日の雨で鎮火したとのことですが、本尊様だけ避難させて、あとは状況を見守るしかなかったという状況だったらしく、気の休まらない日を送っていたことでしょう。

 風も強く乾燥をもしていて、火が燃え広がるのに条件が整っていたのでしょうが、大船渡の山火事から続けて何度も同じようなことが起きると、他人ごとではないという実感がわきます。

 うちのお寺もそうですし、山の近辺に住んでいる方はとても多いです。山火事のほとんどが人の手によるものだそうですから、自分のところは大丈夫と過信せずに、火のもとには十分注意したいものです。

 新しい年度、新しい季節、どうぞ心穏やかにお過ごしください。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。          合掌

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金毘羅院墓地「照光苑」について

金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

金毘羅院について
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