金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

9月 行事予定

1 日朔日祭

18日先祖供養の日

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

どうせ忘れる暑さだけれど

 ・それしか言うことないのか、というぐらい毎日暑い暑いと言っております。とにかく暑い日が続いて、しかも日に日に暑さが更新されて、おまけに雨もしばらく降らなくてと、2025年の夏はとても暑かったと記憶に刻まれることでしょう。

 と書いておきながら、「たぶんしばらくすると忘れちゃうだろうな」と思っていたりします。

 なぜそう思うかというと、この暑いさなかに、半年ほど前の寒さを思い出そうとしても、どうにもうまく思い出せないからです。寒かったことは覚えていても、その寒さがどんなものだったかという肌感覚は忘れている。

 試しにちょっと今年の冬の寒さを思い出してみてください。うまくいかないでしょう?

 どれだけ冷房で冷えた部屋に入っても、それは冬の寒さとは違うし、どれだけ冷たい水に入っても、冬の心もとなさとは違う。

 「あ、これが寒さというものだ」と実感できるのは、季節が変わってある日急に、親しかった人からいきなり冷たくされるみたいに、寒さを突き付けられたときに、ようやく寒さを思い出すのだと思います。

 逆に、冬の日に夏の暑さを思い出せと言ってもうまく思い出せない。

 不思議ですよね。生まれてから何度も夏も冬も体験しているのに、夏には冬を、冬には夏をうまく思い出せない。

 どうせなら、この夏の暑さを保存しておいて、冬にあったまれたり、冬の寒さを保存して、夏に涼めたり出来ればいいのでしょうけれど、それは無理なもの。

 夏には暑さで汗をかかなければいけないし、冬には寒さでこごえなければいけない。そしてその暑さ寒さは、過ぎてしまえばどんなものだったか忘れてしまう。

 考えてみるとすごいですよね。いまこんなに暑いのに、夏が過ぎればそれを忘れてしまうだなんて。

 けっこうのひどい目にあってると思うのです、今年の夏は。暑いし雨降らないし。だけどそれを忘れられる能力を人はもっている。

 忘れるのはよくないことで、記憶力がいいことの方が良いことと思われがちですが、嫌なことをずっと覚えているより、忘れてしまった方が気持ちは楽になります。

 もし嫌なことをずっと忘れていないといっても、実は記憶をいいように書き換えていたりもします。

 それならいっそ、嫌なことがあっても「どうせ忘れるから大丈夫!」と、今この瞬間のやれることをやったほうが、いい生き方になるのではないかと思います。

まだまだ暑い日が続きますが、無理せず、体調に気を付けて、機嫌よくお過ごしください。いずれ忘れる暑さにせよ、暑すぎることが危険なのはお忘れなく。       合掌

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金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

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