大平山金毘羅院

夏季大祭無事終了のご報告

　去る7月21日に行いました、金毘羅院の夏季大祭。暑い中での厳修となりましたが無事に終わることが出来ました。

　１０時３０分からの施餓鬼供養、各地よりたくさんの塔婆の申し込みがあり、厳かなお勤めの中、施餓鬼の供養及び先祖供養・水子供養を行いました。

　１１時３０分からの奉唱般若心経三千巻護摩供法要は、年々気温が上がっていて、体調が悪くなる方が出ないかと心配もしておりましたが、参加者・僧侶方、皆無事に法要をつとめることができました。

　夏の大祭は熱烈なファンも多く、熱い祈りをささげることで気持ちも晴れやかになるとおっしゃる方が多いです。

　二壇の護摩を焚き、一時間近く声を張り上げてお経を唱え続ける。お寺側も半端な気持ちでは出来ないような行事です。そんな中あの場にいる全員が心を一つに般若心経を唱える。

　暑いですし、一時間も声を出していれば体力だってきつくなります。だけどそれを乗り越えて三千巻を唱え終わったときには、何とも言えない解放感を味わえます。

　今年も何とか、誰も暑さで倒れることなく無事に大祭を終えることが出来ました。多くのお参りをいただき感謝いたします。

　今後もこの行事が続けられるよう、工夫をしながら準備していきます。

　梅雨も明け、本格的に暑い季節になりました。どうぞお体お大事に。

　また各地で大雨の被害も出ているようです。どうか平穏無事に暮らしていけますようお祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌