金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

11月 行事予定

1日朔日祭 ≫

3日秋季大祭 ≫

18日先祖供養の日

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

米がなければ、〇〇を食べればいいじゃない。

 本州を横断しそうな台風が近づいているようですね。こちらも台風の影響か、強く雨の降るときがありました。場所によっては被害の大きいところもあるかもしれません。

 大きな被害がないことを祈るばかりです。

 さて、猛暑や台風、あるいは地震など、様々な自然災害に悩まされておりますが、そういったことが原因なのか、米不足が深刻化しているようですね。

 全国ニュースでそういったことが話題になっているのは知っていましたが、先日地元のスーパーを見てみると、倉吉でもお米が品切れになっていて手に入りにくくなっていました。

 

 お米は日本人にとって主食なので、それが手に入りにくいとか、備蓄が尽きると思うと、焦りや不安がわいてきますね。

 じきに新米が出るということなので一時的なものなのかもしれませんが、長くこの状態が続かないことを祈っています。

 ところで、お米や小麦など、人間の主食と言われる食べ物があります。とりあえずこれがあれば飢えることはないという食べ物ですし、世界中で栽培されています。

 ただ、最近健康に対する意識が高まるにつれて、栄養学も幅広く知られるようになりました。

 それによると、人は主食だけ食べていても栄養不足で、肉や野菜、海藻や発酵食品などいろいろな食べ物をバランスよく食べなければ必要な栄養が摂れないとのことです。

 最近はサプリメントなどを使って、足らない栄養を補うことがスタンダードになりつつあります。

 こういうのを見て、主食だけでは栄養が足らない人間の体というのは面倒なものだなぁと思っていました。

 いろんな食材を毎日とるのは大変ですし、足らない栄養が何かを気にして、ものすごい量のサプリメントを飲み続けるのも、個人的には抵抗があります。

 主食だけで栄養が賄えることが出来ればよかったなのにな、と考えずにはいられません。

 ところが、最近目を通した本に書いてあったことを読んで、全くの思い違いをしていたことに気が付きました。

 そこに書いてあったのは、米や麦などを作る「農耕」が始まったのは、人類の歴史で考えるとずっと最近のことで(とはいえ1万年くらいの歴史はある)、農耕が始まるまでの長い間、人類はずっと狩猟採集を行っていました。果実や木の実を採ったり、狩りをしたりして食べるものを確保していました。その時には主食というものはなく、いろんな食べ物を幅広く摂取していたようなのです。

 そういう期間が長いので、人類はいろんな栄養素を必要とする体になりました。

 だから農耕が始まって主食と呼ばれる収穫高の大きい、一種類の食べ物に頼るようになると、どうしても体の仕組み上、足らない栄養素が出てくる。

 なので、主食に栄養が足らないというよりも、人間の体というものが、もともと多くの食べ物を摂ることがベースになっている動物だったのだということです。

 そういうことを知ると、食べ物に関する考え方も、ちょっと視点を変えることが出来そうです。

 お米が不足したり、高騰している昨今ですが、いたずらに不安を増やすのではなく、かえって主食をなくして色んな食べ物をバランスよく食べる実験をしてみてもいいですよね。

 米不足もいずれは解消されるのでしょうし、お米がなくても食べるものがあふれているような状況ですから。

 そのありがたさを感じるのもたいせつなことかもしれません。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。      合掌

今週のごあいさつアーカイブはこちらから
ご 案 内
ご祈祷

ご 祈 祷

身体健全・家内安全・各種ご祈祷について

ご供養

ご 供 養

水子供養・先祖供養について

厄除祈願

厄 除 祈 願

厄払い・厄除祈祷について

合格祈願

合 格 祈 願

合格祈願・合格守り・合格絵馬について

安産祈願

安 産 祈 願

安産祈願・戌の日について

子授け祈願

子授け祈願

子授け祈願・お地蔵様のお餅について

こどものご祈祷

こどものご祈祷

初参り・七五三・十三参りなど

車のお祓い(車祈祷)

車のお祓い(車祈祷)

車のお祓い・車祈祷について

病封じひょうたん祈祷

病封じひょうたん祈祷

病気平癒・無病息災・病封じひょうたん祈祷について

ぼけ封じ

ぼ け 封 じ

ぼけ封じ祈願・ぼけ封じ絵馬について

年中行事

年 中 行 事

初詣・節分祭・お砂ふみなど

墓地・葬儀

墓地・葬儀

鳥取の永代供養
金毘羅院墓地「照光苑」について

金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

金毘羅院について
団体参拝

団体参拝(ツアー)

金毘羅院では団体参拝を受付けております。祈願ろうそく、ぼけ封じ絵馬からお選びいただきます。

出張

出 張

金毘羅院では年に4回、松江と福山に出張しております。どなたでも自由にご参加いただけます。