金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

7月 行事予定

1日朔日祭

20日夏季大祭

18日先祖供養の日

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

持っていても、たかだかこんなもの

 この時期になると毎年思うのですが、日が長くなりましたね。それも、思っているより5月ってずっと日が長いです。

 今朝は4時半ぐらいには明るくなり始めていましたし、昨晩も7時くらいはまだ明るかったです。

 真夏になれば8時過ぎても明るいという印象がありますが、すでに5月の時点でこんなに日が長いんだ、と毎年驚いています。

 そういえば、子どもがいると夏に花火をさせてあげたいなと思うのですが、真夏だと日が暮れるまでが長くて、いざやろうと思ってもタイミングを逃すことが多いので、夕食を食べてちょうどいい時間に花火が出来るのは、案外今くらいかもしれませんね。

 さて、話は変わって私が仕事を始めた20代の前半に、初めて仕事用の手帳を買ったのですが、その時は手帳にスケジュールがびっしり書き込んでいた方がカッコいい!みたいなことを思い込んでいました。

 とはいえ、仕事を始めたばかりの若者に、そんなにスケジュールが埋まるはずもなく、仕方ないので「図書館返却」とかどうでもいい予定を書き込んで、なんとなく予定のある人、みたいな顔をしていました。

 

 今考えると誰に対してそんな見栄をはりたかったのかと思うのですが、若いころにはとにかく自分を大きく見せたいものなのです。

 その反動か、今はなるべくスケジュールが埋まらず、のんびり過ごしたいという気持ちの方が強くなっているのですが、そうなるとかえってスケジュールが埋まっていくようになるので、人生ってままならないものだなと思います。

 先日、スケジュールを埋めないと気が済まない人と話をする機会がありました。その人は、仕事の予定はもちろんのこと、プライベートでも友人との予定をいれたり、空いていれば趣味に時間をとったりと、はたから見たらとても充実した日々を送っているように見えました。

 だけど話を聞くと、そういう生活は疲れるのだと。何もしていないと時間がもったいないような気がして予定を入れるのだけど、実際は予定のない時間にはだらだらスマホを見て、知らない間に時間が経っているし、好きなことに時間を使いたいのか、ただただ予定を埋めたいだけなのかわからない時があるのだと。

 

 話を聞いたからこそ、その人の気持ちを知ることができましたが、これが20代の頃の私だったら、「そんなに予定が埋まっている生活をして、羨ましい!」と手放しに思っていたかもしれません。

 考えてみれば、世の中のだいたいのことはこれと同じで、自分に足りないものを持っている人を見ると、「自分も同じようになりたい。同じようになれればきっと幸せになれる」という気持ちになります。

 過密なスケジュールだったり、お金だったり、チャンネル登録者数であったり、足りないものは人それぞれでしょうが。

 だけど、実際にそれを手に入れている人からすると、実は「それを持っていても、たかだかこんなものだよ」という気持ちだったりするものです。

 だから、「これが足りていないから自分は幸せでない」と思うより、「それを欲する気持ちが強いために、羨んだり、妬んだり、虚勢をはることが自分を不幸にする」と思い直した方が、心穏やかに暮らせるのではないかと思います。

 ということで、結局行きつくところは「足るを知る」なんですよね。いつでも忘れないよう心に刻んでおきたいです。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。         合掌

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金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

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