今週のごあいさつ
背中が痛いなら、湿布を貼ればいいじゃない
新緑のまぶしい季節ですね。お天気の方は安定していなくて、あつい日があるかと思えば、肌寒い日もあって、台風なんかも来ていて、しばらく天気予報に晴マークが見えなかったりしています。
こういう時は体調を崩しやすかったりしますが、皆さまはどうでしょうか。私は少し崩しました。
先日背中を寝違えてしまい、動けないという程ではないのですが、ひねると痛いし、やや日常に支障をきたすような具合でした。
ただ、寝違えただけなので2,3日もすれば治るだろうと思って放っておいたのですが、2,3日たっても、1週間たっても痛みが治まらず、不便な日々を過ごしていました。
病院や整体に行くには時間が取りにくいなぁと思っていたし、でもこれ以上背中が痛いのも嫌だしと思っていたところでようやく、「そうだ、湿布を貼ろう」と思いついて、急いで背中にロキソニンテープを貼りました。
そしたらそれから2,3日で痛みも引いて、今はようやく痛みのない生活を送れるようになりました。
ただ、治ったのはよいのですが、湿布を貼ると思いつくのが遅すぎたのが悪かったなと反省をしています。
痛みが出た時に、「しばらく様子を見る」くらいしか選択肢を持てていなかったのが情けないですし、悪化とはいえなくても、その状態が改善しないまま病院に行くのもためらっている。というのも、結果的に改善したからよかったものの、これが悪化して、もう少し早く治療していれば良かったのに。という状況になる可能性もあったので、振り返って、あんまり背中が痛いことに頭を働かせていなかったな、と反省しています。
なにかよくないことや心配事がある時、それが肉体的なことであるにしろ、精神的なことであるにしろ、ちょっと様子を見よう。もっと言うと、少し我慢していよう。という選択肢をとることが、自分の中ではけっこうあるように思います。
場合によっては様子を見たり、我慢をして待っていることで状況が変わって手が打ちやすくなることもありますが、多くの場合、この「様子見」や「我慢」はそれ以上考えることをやめているというだけ、というケースの方が、私の場合は多いような気がします。
今回の背中の寝違えもそういうケースで、もう少し初めからこの痛みを治すにはどうするべきかを考えておけば、湿布を貼るという選択肢もすぐに浮かんだでしょうし、もしすぐに治らなかったり、悪化した場合はこの日に病院に行こう、と予め決めておくことも出来たと思います。
今回、背中が痛い期間を長引かせてしまったこと以上に、ちゃんと考えることを放棄してしまったことを、少し悔しく思っています。
「様子見」や「我慢」で問題を保留してしまうことがありますが、それが実際の解決につながるのか、今本当にやるべきことは何なのか。そういうことを普段から、どんな些細なことに対しても考えられる訓練をしておかなければなぁ、と思った体験でした。
集中して何かを考えるにはやることが多すぎたり、忙しすぎるとすぐに考えがちですが、よくよく考えてみたら、そんなにやることは多くないし、そんなに忙しくなかったりするものですよね。
気を付けようと思います。
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。 合掌