今週のごあいさつ
春季大祭無事終了のご報告
新年度がはじまってから、もう一月が過ぎようとしています。なにかと慌ただしい時期なのであっという間に過ぎてしまったような気がします。4月の初めには桜の花が満開でしたが、それも随分前のことのような気がして、いつの間にか新緑がきらきらと映える季節になっていました。
思えば環境が変わる時期でもあれば、気温・気候も足早に移り変わる時期なので、体や心に不調が出てきてもおかしくないですよね。あるいは4月をなんとか乗り越えたところで、5月になって溜まった疲れやストレスが表に出てくるのが「5月病」といわれるものなのかもしれません。
なんにせよ、疲れやストレスがたまるのは、こういう激しい変化の時期に立ち向かっている証拠だと思います。皆様お疲れ様です。「自分もそれなりによくやってるよな。」とご自身をねぎらってあげてください。
さて、先週の日曜日に行いました、金毘羅院の春季大祭。微妙だったお天気もなんとかもち、春の雨にうたれることなく無事終了することが出来ました。
今年初めての試みとして行った「お花まつり音楽祭」も、参加してくださった皆様から大変好評をいただきました。普段はお経が聞こえる本堂に、華やかな音楽が流れて、いつもとは違った趣が味わえたのではないかと思います。
音楽祭に関しては、今年やってみたものを基に、来年はもう少し法要とのつながりのあるものにしてみようと考えています。どうぞお楽しみに。
昨日から春の連休が始まったようで、連日お砂ふみに多くのお参りがあります。
先日、お大師様のお誕生1250年の記念事業に合わせて、中国県内のお大師様にゆかりのあるお寺を訪ねるという企画で、読売新聞にお砂ふみの記事が載りました。
四国八十八ケ所お砂ふみという行事は、かれこれ40年近く行っていますが、「新聞の記事を読んで初めて知りました。」という方に多くお参りをいただき、新聞の反響に驚きつつも、長くやっていてもまだまだご存じない方も多いのだなということもわかりました。
それと同時に、知っていただければ魅力的に感じてもらえる行事だということもわかったので、これからも発信を絶やさず、祈りの場の提供が出来ればと思いました。
お砂ふみは5月6日まで行っていますので、どうぞお参りください。
春の日差しはわりときつくて、気温も高く、それでくたびれることも多いです。どうぞ連休に合わせて体も気持ちもゆっくりとしてください。 合掌