今週のごあいさつ
夏季大祭 無事終了のご報告
先週行いました金毘羅院夏季大祭、無事に終えることができました。
猛暑続きの夏、先週もご多分に漏れずかなり暑い日でしたが、おかげさまで多くのお参りをいただき、皆さんとご一緒におつとめをすることができました。
今年は例年と趣向を変えて、座禅の時間を1時間とりました。9時30分より禅堂で学んだお坊さん指導のもと、初心者でも出来る座禅会を行いました。
分かりやすい説明で途中休憩をはさみながらの座禅講座。参加した方から「すごくよかった。また機会があれば参加したい」といった声も聞かれました。
座禅や瞑想に興味がある方は多いようですが、始めるきっかけがなかなか難しいようなので、今後も機会を見て開催できればと思っております。
続いて10時30分より施餓鬼供養を行いました。こちらはすでに恒例の行事となりましたので、事前に多くの塔婆のお申し込みがあり、参拝者も供養堂をうめるほどでした。
金毘羅院は年に4回大祭を行いますが、祈祷も供養も行うのは夏の大祭だけです。その機会にこうして多くのお参りや申し込みがあることが、ありがたく、また張り合いが出ます。
そして11時30分より奉唱般若心経三千巻の祈祷を、二壇の護摩を焚き厳修いたしました。
夏の、暑い中での熱い祈祷。お参りの方の祈りの声が高まるにつれて、護摩の火も大きく上がり、グーっと三昧の境地に向かうような、そんな熱いご祈祷でした。
しっかり汗をかきながらも、皆さん清々しい顔で帰られていたのが印象的でした。
毎年行う行事とはいえ、夏の大祭は気を抜くと崩れてしまいそうな感じが個人的にはしています。
無事に大祭を終え、しっかりと片づけまで出来てようやく一つの行事が終わったと胸をなでおろすのですが、今年も何事もなく大祭を行うことができました。
お参りくださった皆様、ご祈祷・ご供養をお申込みいただいた皆様、そして写経を奉納してくださったみなさま、ありがとうございました。
暑い夏が続きますが、どうぞ無理なく、お体お大事にお過ごしください。
合掌