今週のごあいさつ

夏季大祭、無事に終わりました

昨日の金毘羅院夏季大祭、無事に終わりました。

まずは無事に開催できたことがありがたかったです。このひと月でコロナの状況がどんどん悪くなっていって、もしもう一ヶ月前にこのような状況であったなら、おそらく今年も参拝を中止していたと思うのですが、案内をした以上、とにかく今年は出来る限りの対策をして行おう、と思って昨日を迎えました。

実に3年ぶりの有参拝の夏季大祭。お参りくださった皆様、ありがとうございました。

夏季大祭は「奉唱般若心経三千巻」のおつとめをします。暑い中、お参りの方と一緒に、一心に心経を唱え続ける。心の熱くなる行事です。

「ご祈祷のお寺」としての金毘羅院の、すごく大事、「芯」の部分を象徴するような行事だと思っています。

だからここ2年の、お参りの方がいない夏季大祭は不完全というか、「これじゃないんだよな。」と思うものでした。

ですから今回、例年と違って護摩も焚かず、お参りの方たちはあまり声を出せなかったですが、それでも皆さんとあの場を共有できたことは、とてもありがたく、充実したものとなりました。

 コロナウイルスがすっかり消えることはないのでしょうが、早く諸外国のように、「そんなに大騒ぎするほどのものでもない」。そんな状況になってほしいものです。

 ともあれ、ひとまず大きな行事が終わって一安心です。

 お参りくださった皆様、ご協力くださった皆様。ありがとうございました。

                                     合掌