大平山金毘羅院

2022年05月08日

新緑の季節、緑が目に優しい時期になりましたね。

暑い日があったり涼しい日があったりと気温にむらがありますが、朝のうちなんかは散歩をすると気持ちがいいです。ただ、車を見ると花粉や黄砂がびっしりついているのでマスクせずに外出すると喉がイガイガしそうです。

でも数年前まではわざわざマスクをするのも大仰な感じがしてマスクなしで歩いて、結局喉の調子を壊したりしていましたが、コロナ以降はマスクをすることが当たり前になり、そのおかげで花粉や黄砂からも喉を守れているので、コロナの影響で多少はいいこともあるんだな、なんて考えています。

さて、昨日会館の引っ越しをしました。ようやく引っ越しが完了しました！

そう声を大にして言いたいほど、ここ数カ月の間、会館の引っ越しがずっと気がかりでした。

先週、新しい会館が完成したことを書きましたが、新しい会館が出来れば古い会館から荷物を移さなければいけない。

ただ会館はかなり大きな建物なので、荷造りするのも一筋縄ではいきません。だから数年前から少しずつ荷物の整理を始め、工事が進む中、新しい会館の完成が４月末に決まったので、それに向けて引っ越し業者さんと打ち合わせをしたり、本格的な荷造りを開始したりと、とにかく会館の引っ越しにかかる労力が相当なものでした。

もちろん引っ越しの準備をしながら通常のお寺の業務もしなければいけません。また工事全体の打ち合わせもあれば、新しい会館についても完成ギリギリまで内装や建具をどうするか話し合いもしました。

そして春の大祭と、四国八十八ヶ所お砂踏み。お砂踏みがあるため、会館２階の荷物はお砂踏みが始まるまでに整理をしておかなければならず、それも大変でした。

そして５月5日にお砂踏みが終了し、6日にお砂踏みの片付け、7日の引っ越しと、ここ何日かの怒涛の日々。

7日までにやることがいっぱいあって大変で、本当に無事に終わるのだろうかと、ずっと不安でした。

昨日は引っ越し業者さんと一緒に山ほど荷物を運んだので、今日はちょっと筋肉痛です。

ただ驚いたのが、引っ越し業者さん、たった4人であの量の荷物を1日で運びきったのです。途中で応援が来るのかなと思ってましたが、結局最後まで4人で作業してました。すごいですよね。引っ越し屋さんってテキパキしてるしパワフルだし、見てて嬉しくなります。

そんなこんなで無事に引っ越しが終わりました。

わざわざ「こんなに大変だったんですよ」とこれみよがしに言うのは褒められたことではないのは重々承知しています。

ただ、とりあえず引っ越しがひと段落して、本当にほっとしているんです。胸のつかえがとれた気分です。だから引っ越しにまつわる色んなことを言わずにはいられない！

そんな思いでこの文章を書いています。今、すごく気分が晴れやかです。

とはいえ、実はまだ旧会館2階の供養堂に関しては、まだ仏様も佛具も移動できておらず、10日に引っ越しが控えています。

そして荷物の移動は出来たけど、今度は荷ほどきをしなければいけません。それもかなりの労力がかかるでしょう。

でもこの引っ越しイベントの山は越えた、と思っています。ちゃんと物事は前に進んでいるんだ。と実感しています。

そして、荷ほどきと供養堂の引っ越しが終われば、ようやく皆様に新しい会館を使っていただけるようになります。そうなることを本当に楽しみにしています。

いやぁ、言いたいことも言えたしスッキリしました！ああよかった！ではまた来週！

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。

合掌