今週のご挨拶

【金毘羅院おさがりおかき】  1月20日

なんということもないのだけれど、ちょっとしたことがあるだけで、「今日一日いい日かもな。」と思うことがありますよね。
私の場合は毎朝お経を拝んでお祈りをするのですが、その時にお経本を読みながら拝みます。
その時にパッとお経本を開くとまさに拝もうとしているお経の箇所がぴったり開くと、ちょっと嬉しい気持ちになります。今日はそれが2カ所でありました。
毎朝拝んでいるわりにそういうことって少ないのでこういうことはわりと嬉しいんです。
皆様にもそういうささやかな嬉しさみたいなものはありますか?

さて、昨年の暮れから「餅をつくのが楽しみ」だの「ついたら思ったより上手に出来た」だのとお餅の話題を度々書いてきましたが、今回も懲りずにそのお話を。
私が京都のお寺から大学に通っていた頃、お供えのお餅のおさがりを切り分けた後、食べるにはちょっと固くなりすぎた表面の部分や端っこの方を細かく切って、それを食事を作ってくれるおばちゃんが油で揚げておかきにしてくれていました。
それを食堂においてある瓶一杯に詰めて置いておいてくれるので、学生にとってはいいおやつで、食堂に行くたびに一つ二つとつまんでいました。
おばちゃんが高齢で退職した後はおかきを作ることもなくなって、あのおかきを食べなくなって随分と経つのですが、今回自分たちでお餅をついて、お下がりを切って、としているうちに、「そうだあのおかきを自分で作ってみよう。」と思い立って先日やってみました。


まずはお餅の端切れを細かく切っていくのですが、これがけっこう面倒で、お下がりのお餅もそれなりの数があるので切るのにも時間がかかりました。早く切らないとどんどん固くなるのであまり時間もかけられないし、来年はもう少ししっかり時間をとってできればと思っています。
細かく切った後はしっかりと乾燥させます。乾燥が不十分なまま揚げると中に芯が残ってしまうのでここはじっくり時間をかけます。
そしてしっかり乾いたら揚げていきます。揚げ始めのころは加減がいまいちつかめなかったのですが、だんだんといい色に揚がるようになって、「そうそうこんな色だった」と懐かしみながらおかき作りが出来ました。

今回餅つきからおかき作りまで通して自分でやってみて、これは昔の人はやっていて随分楽しかったんだろうなと想像しました。
暮れにお餅をついてお供え餅を作った後に自分たちもつきたてのお餅を食べる、というのも楽しかったでしょうし、年が明けて1月5日の鏡開きで少し硬くなったお餅を焼いて食べるのも美味しかったでしょう。
そして端切れのお餅をおかきにするのも、しっかり乾燥するのを心待ちにしている時間も含めて、出来上がったおかきはきっと格別に美味しかったと思うのです。
今は物があふれてわざわざ自分でおかきを作る人も少ないでしょうし、お正月にお餅をお供えする家もそれほどないでしょう。
けれどもいくらでも物が手に入ることよりも、こうやって一つのお餅を余すことなく食べきるということのほうが、かえって心豊かなような気がします。

だんだんと昔ながらの文化が薄れていく時代に、お寺という場所は少しでもそういう文化を残していける場所でありたいと思っております。
今回作ったおかきは節分の時に持って帰って頂けるよう小分けにする予定ですので、お参りされる方はどうぞいただいて帰ってください。

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。

合掌

1月の行事予定

1月1日~3日
  修正会(初詣) »

1月18日(金)  先祖供養の日
1月24日(木)  水子供養の日

行事予定
ご祈祷

ご 祈 祷

ご供養

ご 供 養

年中行事

年中行事

お祈り守り

お祈り守り

ぼけ封じ

ぼけ封じ

葬儀・墓地

葬儀・墓地

ご祈祷

ご 祈 祷

ご供養

ご 供 養

年中行事

年中行事

お祈り守り

お祈り守り

ぼけ封じ

ぼけ封じ

葬儀・墓地

葬儀・墓地

金毘羅院について
団体参拝
その他の活動
出張のご案内
...
トップへ戻る