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大 平 山 金 毘 羅 院
おおひらさん こんぴらいん
大平山金毘羅院
おおひらさん こんぴらいん
10月15日(日)金毘羅院 五十周年慶讃大法要を厳修いたします。 ≫
線路通行止めが解除されました。山門から線路を挟んだ向かいにある第二駐車場がご利用いただけます。
現在以下の新規受付をおこなっておりません。
・お祈り守り
・団体参拝
・9月も中頃を過ぎましたが、まだまだ暑いですね。暑さ寒さも彼岸までといいますが、彼岸も来週に迫り、あと一週間でこの暑さがおさまるのかなぁと思っております。ちょっと過ごしにくい気候が続いていますよね。
雨はよく降るようになりましたが、その分蒸し暑いし、引き続き熱中症にも気を付けないといけませんね。
・すでにご案内をしておりますが、来月の、10月15日に金毘羅院の慶讃大法要を行います。日々準備をしておりますが、一カ月を切ると日に日に迫ってくるような気がして少し焦ります。当日お参り頂いた方が喜んで帰ってもらえるような法要にしようと思っておりますので、万障繰り合わせの上、どうぞお参りください。
・私は大学を仏教系の(もっといえば真言宗系の)学校に通っていたのですが、1年生の頃は「仏教入門」といった初歩的な仏教学を学ぶ講座がありました。
お釈迦様の生涯や、基本的な仏教用語、日本における仏教の歴史などを教えてもらいます。
通っていた大学の、私が専攻していた密教学科は、履修する学生のほとんどが、実家がお寺の人たちばかりだったのですが、家がお寺でも高校までは一般的な学校に通っていた人がほとんど。なので初歩的な仏教学でも初めて耳にすることが多く、興味深く授業を受けた記憶があります。
その中で「四苦八苦」についての講義がありました。四苦八苦って日常的にも使っていることばですが、もとは仏教の教えで、「生・老・病・死」という人間の根源的な苦しみの原因である「四苦」と、その四苦にあと四つの苦しみを追加した「八苦」のことをあわせて四苦八苦と言います。
その追加された4つの苦しみの中に「愛別離苦(あいべつりく)」と「怨憎会苦(おんぞうえく)」というものがあります。
愛別離苦とは親しい人との別れにともなう苦しみ。怨憎会苦というのは、会いたくない人に会ってしまう苦しみのことを言います。
大学の時に、この愛別離苦と怨憎会苦の解説をしてくれた先生が、「この二つの苦しみは同列のものとしてあげられているけれど、怨憎会苦より愛別離苦の方がずっと苦しいよな。」と言っていたのを今でも覚えていて、もっというと、「確かにそうかもな」とその授業の時に思ったまま、今までなんとなく怨憎会苦より愛別離苦の方がつらい苦しみのような気がしていました。
ただ、よく考えてみると、そんなこともないんじゃないかと思うようになってきました。
たしかに親しい人との別れは辛く悲しいものです。ただ、会いたくない人に会わなければいけないのも、それが例えば同じ職場で毎日顔を合わさなければいけない人だったとしたら、それはそれで相当辛いものになります。
それから、どっちの方が苦しいかと比べることにもあまり意味はなくて、人によって差異もあるし、状況によっても感じ方が変わります。
そして大事なのは苦しさを比べることではなく、苦しい時自分がどうあるかということなのだと思います。
四苦八苦を教えてくれた先生は、ひょっとしたらつらい別れの経験があったのかもしれませんね。
学んでから20年以上たちますが、それなりに覚えていたり、再度疑問をもってみたりするものなんだなぁと我がことながらちょっと感心しています。
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。 合掌
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ぼけ封じ祈願について
鳥取の永代供養
金毘羅院墓地「照光苑」について
昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、
新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で
知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を
建立しました。これが当山の始まりです。
その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現
在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ
り多くのお参りを頂いております。
また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」
を建立いたしました。
参拝の仕方はこちらから