今週のごあいさつ

今年も一年お世話になりました

 今年最後の更新となりました。大雪が警戒されていた寒波も、こちらの方はそれほどでもなく、なんとかこのまま年が越せそうです。

 今年も残すところあと1週間となり、お寺では新年を迎えるための準備に奔走しております。正月三が日、初もうで・初祈祷を承っておりますので、どうぞお参りください。

 さて、今年最後の更新で、年末のあいさつでも書こうかと思うのですが、年末のあいさつにせよ、来週書く年始のあいさつにせよ、どうしても毎年決まったようなことばかり書きそうになってしまうので、何か違うことを、と思えば思うほど何を書いていいのかわからなくなってしまいます。

 しばりがあることで書きやすくなる場合もありますが、こういう毎年来るものに関してのしばりは、かえってやりにくいものですね。

 年末には今年あったことを振り返り、年始には今年やりたいこと、こうでありたいことを考える。年末年始はそういう時期になりますが、これもマンネリ化しちゃうとあんまり真剣に考えなくなってしまいます。

 だけど、自分のやってきたことを反省したり、これからの自分のなりたい姿を考えたりすることは、日常であるほどやらないものです。日常ではもっと、今やらなければいけないことに追われてしまって、そういうことを考えている余裕が持てない。

 だから年末年始の少し落ち着ける時期に、ちゃんと反省と目標を、考えられるなら考えておいた方がいいんじゃないかと思います。たとえそれが、すぐに忘れちゃったり、達成できなかったとしても。

 時間に追われていたら出来ない、自分に期待をしてあげるということを、してあげたらいいなと思っています。

 さて、令和4年も色々ありました。世界的なこと、個人的なこと、言い出せばきりがありませんが、それでもこうしてこの一年を終えようとしています。

 どうも皆様、お疲れ様でございました。大変なことも多々あったと思いますが、まずはこうして新しい年に向かえられることが何よりです。

 今年も一年、お世話になりました。また来年もよろしくお願い申し上げます。

 良いお年を。

 合掌