今週のごあいさつ

金毘羅院 慶讃大法要のご案内

 いよいよ来週、金毘羅院の慶讃大法要が行われます。

 なんだかお天気の方が怪しくなってきたみたいですが、山陰ってそういう場所なのでまぁ仕方ないと思いつつ準備をしております。

 出来るだけ準備しておかないと、とソワソワする半面、早く終わってくれないかなと思ってみたり、大きい行事が控えている時の独特の緊張感があります。

 まずはしっかりと当日に向けて準備をしてまいります。

 本当は令和に2年に五十周年の記念法要を行う予定でしたが、コロナウイルスが出始めた頃で、止む無く延期を決断し、コロナ収束の見通しが立たない中、いつ法要が出来るだろうとうかがっていたところ、コロナの期間中に境内の工事が始まり、ようやく完成をする頃にコロナも収まってきて、この度法燈五十周年記念と工事完成の落慶法要をあわせて慶讃大法要を行う運びとなりました。

 

 一度法要の延期を決めた頃にはどうなるだろうと思っていましたが、今の形に収まってみると、収まるべくして収まったなという感じがします。

 コロナも大変でしたし、境内の工事も一筋縄ではいかないことが多々ありました。そして金毘羅院の50年にわたる歩みも決して平たんなものではなかったと思いますが、今回こうして一つの節目としての法要が出来ることを嬉しく思っています。

 今回の法要に際し、たくさんの方から気にかけていただき、50年のお寺の歩みが間違った方にはいっていないんだなということが実感できました。

 そう思うと、この法要をやろうと思った時点で、法要の半分は成功しているんじゃないかと思っています。

 あとは当日、しっかりと本尊様とご縁のある方々への感謝をこめたおつとめをするだけです。お天気も心配ですが、それはおまけみたいなもので。

 どうぞご縁のある皆様のお参りをお待ちしております。

 来週には晴れ晴れとこの文章が書けますように。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。          合掌