今週のごあいさつ

そういえば、こんな目標をたてていた。

8月も終わりに近づきましたが、私が毎朝おつとめのために起きる時間、ついこの前までは明るかったのに、最近はまだ日が昇り始めていません。夜明けの時刻が遅くなってきています。あと秋の虫がよく鳴いています。

日中はまだまだ暑いのであまり気がつきませんが、ちょっとずつ秋に近づいているようです。

そんな夏の終わり、下半期に入ってずいぶん経っているので今さらですが、ちょっと今年の初めに立てた目標を見直してみようと思います。

1月に書いた文章に、今年の目標として「人と比べない、悪口を言わない、笑顔でいる」ということを書きました。

今年に入って半年以上たちましたが、この目標が守れているのかを考えてみようと思います。

まず、「人と比べない」ですが、これは比較的うまく出来ているような気がします。誰かの成果を物差しにして、今の自分を測るようなことはあまりなく、自分がいいと思うことや、やりたいことに目が向いていると思っています。

次に、「笑顔でいる」については、ちょっと出来ていないこともあるかな。それなりに機嫌よくやれることもあるのですが、そうじゃない時に人から見てどんな顔をしているのか。

これはあんまり自信がないです。でも一応はニコニコしようと努めています。

最後に「悪口を言わない」。これについては、やっぱり守れていないです。

その人のいないところで文句を言う、というのは身に覚えがあります。

コロナで窮屈な思いをしたり、やることが多くて余裕がなかったりすると、ついつい悪口を言うことで鬱憤を晴らそうとしてしまいます。

前にも書きましたが、なんで悪口を言うのかと考えると、たぶん誰かのことを悪く言うことで、「自分は間違っていない。正しいんだ。」ということを言いたいからじゃないかなと思うのですが、だけど悪口って言えば言うほど、その人に対しての距離感が崩れてしまいますよね。

別に直接言い合いをしたわけではないのだけれど、悪口を言っている手前、こちらが一方的に気まずさを感じてしまう。それを相手も感じてより距離が出来てしまう。

そういうことってありますよね。

一番いいのは、悪口を言わなくてもいい関係を作ること。

そして何か違うと思うことがあれば、ちゃんと相手に伝えること。これが出来ればいいですよね。難しいけれど。

自分のことで考えてみても、自分のやっていることで意見を言われるのは楽しいことではないです。場合によっては、自分自身を否定されているような気がして頭に血が上ります。

そこには怒りだけでなく、不安や焦りといった色んな感情が混ざった嫌な気持ちになるものです。

だけど、意見を言われるたびに腹を立てて、反省も改善もないのではいい結果が生まれません。

だから異なった意見を受け入れる寛容性や、相手の意見が正しいと思えれば自分を変える柔軟性。そういったものを身に付けて、相手から意見を言ってもらいやすい人になることも大事だよな、と最近考えています。

引き続き「人と比べない、悪口を言わない、笑顔でいる」を目標としつつ、寛容性や柔軟性も身に付けていきたいなと思っています。

皆さんも今年の目標を覚えておられますか?もしよかったら、出来ているかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。

合掌