金毘羅院

大 平 山 金 毘 羅 院

おおひらさん こんぴらいん

金毘羅院

大平山金毘羅院

おおひらさん こんぴらいん

3月 行事予定

1日朔日祭 ≫

17日彼岸会 合同法要

18日先祖供養の日

24日水子供養の日

今週のごあいさつ

そんな看板あったっけ?

 ようやく暖かくなったかなと思ったら、また今週はお天気が崩れるようですね。お彼岸に入ったのでお墓参りされる方も多いと思いますが、雨が降らなければいいですね。

 

 今年の一月よりお寺の前の道が長期の工事に入り、鳥取短期大学から降りてくる道が通行止めになりました。お寺に来るには倉吉駅の裏から来ていただけるのですが、駅裏から短大へは通り抜けができなくなりました。

 もともとこの道は抜け道みたいな感じで使われていたので、この通行止めによって不便を感じる人も多いと思います。

 実は通行止めが始まる前からわりと目立つように「この期間から通行止めになります」という看板が数か所に出ていて、ご丁寧に「金毘羅院までは行けます」という看板も設置してくれています。

 だけどどれだけ目立つ位置に看板があっても目に入らないものなのでしょう。1月中頃に通行止めが始まった時には、それと知らずに入ってきて、通行止めだとわかってお寺の駐車場でUターンして戻っていく車が多くありました。

 今でもちらほらUターンする車を見かけます。

 こういうことは、私も経験があるのですが、看板はおそらく目に入っているのでしょう。ただそれが自分に関係のあることとしては認識されないんじゃないかと思います。

 見えているけれど見えていない。

 だからお寺の駐車場付近まで入ってきて、そこから進めないとわかって初めて、あの看板の意図がわかる。そんな感じなのだと思います。

 それは、その人が別に注意力散漫な人だということではなく、人はどれだけ目では見ていても、自分に必要なものだと思わない限りは自分の中には入ってこないものだということです。

 たまに、見たものすべてを記憶しておける人がいると聞きますが、それはとても珍しいケースで、一般の人は、もちろん私も見るものすべてを理解しているわけはなく、目では見ていても見落としているものは山ほどあるのでしょう。

 というよりもほとんどのものを見落としていて、その中から自分の見たいものだけ、意識しないまま選り取っているのだと思います。

 人は自分の見たいものしか見ない。なんて言われることもありますが、それは別に悪いことではなく、人というのはそういうものなのです。だから同じ景色を見ていても、人によってはまるで見え方が違ってくるもので、それに正しいとか間違いというものはないのです。

 だけど自分の見え方こそが正しいと思ってしまうと、それが間違いのもとになってしまいます。

 人と接すれば意見が違うこともありますが、それはどっちかが正しくてどっちかが間違っているのではなく、人それぞれの見え方が違うというだけなのだと思います。

 だけどしばしば自分のほうが正しいと言って争いになることもあります。そうならないよう注意して、「なるほど、この人はこういう見方をしているのか」と興味を持てればいいですよね。

 たまにお寺の駐車場でUターンする人の中には「納得いかない」という顔をしている人もいます。その気持ちはわかります。だけど、「あの看板見えてなかったなぁ」と自分の不完全さを面白がるのも一つの手なんじゃないか。なんて考えています。

 通行止めは来年9月まで続きます。不便ですが、広い道になることを楽しみにして待ちましょう。

 今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。          合掌

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金毘羅院について

昭和37年、それまでは岡山県新見市を中心に活動をしていた先代の住職が、 新しい布教の場を求めて托鉢修行を発願いたしました。 その時に倉吉の地で 知り合った方から現在の金毘羅院の基礎となる土地を譲り受け小さなお堂を 建立しました。これが当山の始まりです。

その後、数度の建て直しを経て平成2年に現在の本堂が落慶されました。現 在ではご祈祷を中心に参拝者のご相談を聞くお寺として、地元や近隣の県よ り多くのお参りを頂いております。

また平成23年からは金毘羅院墓地「照光苑」を開き、永代供養墓「還阿堂」 を建立いたしました。

金毘羅院について
団体参拝

団体参拝(ツアー)

金毘羅院では団体参拝を受付けております。祈願ろうそく、ぼけ封じ絵馬からお選びいただきます。

出張

出 張

金毘羅院では年に4回、松江と福山に出張しております。どなたでも自由にご参加いただけます。